高血圧とメタボリックシンドローム
2009年1月16日に、日本高血圧学会による高血圧治療ガイドライン (高血圧の標準的な治療方法を示す指針) が約5年ぶりに改定されました。
これによると、血圧が標準値よりも少し高めの正常高値の人にも、糖尿病など他の危険因子を持っていれば、高血圧と同様の生活習慣や食生活の改善、または専門医による治療を受けることが必要であると指摘されました。 正常高値の人も、メタボリックシンドロームなど、血圧に関する症状以外の危険因子を1~2個程度持っていれば、極めて注意が必要であると言われています。
メタボリックシンドロームの人の血液は、血液中に含まれる中性脂肪が多く、コレステロール値が高いのが特徴です。つまり、血液がドロドロの状態になっているので、血液を心臓から血管に送り込むのに、心臓は強い圧力をかけることが必要になります。そのため、血圧が高くなり、心臓にも負担をかけてしまいます。
しかし、痛みをともなうことがないので、自覚症状がないまま気付かずに過ごしてしまい、気が付いたら、高血圧や動脈硬化にまで悪化しているケースも多く見られます。毎年、健康診断を受けて、血圧やコレステロールなどの数値を正しく知ることが大切です。
